損傷リスク高い下水道管 5年後までに更新へ 政府が目標案
埼玉県八潮市の大規模な道路陥没を受けて、政府は上下水道の維持管理や更新に関する目標の案をまとめました。損傷リスクが高いと判断された下水道管については5年後の令和12年度までに更新を終えるなどとしています。
熊本 慈恵病院の「赤ちゃんポスト」昨年度14人が預けられる
親が育てられない子どもを匿名で預かるいわゆる「赤ちゃんポスト」について、熊本市の慈恵病院では昨年度14人の子どもが預けられ、運用開始からの18年間で預けられた子どもは合わせて193人となりました。
名古屋大附属病院 B型肝炎ウイルス感染の患者 医療ミスで死亡
名古屋大学医学部附属病院で、過去にB型肝炎ウイルスに感染したことがある女性に対し、リウマチの治療のため免疫を抑える薬を投与したあと、必要な検査を行わず、女性がB型肝炎による肝不全で4年前に死亡していたことが分かりました。病院は、医療ミスがあったとして謝罪しました。
東京 江戸川区 爆発事故で現場検証 ボンベ 約60センチの深さに
27日、東京 江戸川区の工事現場で爆発が起き、10人がけがをした事故で、警視庁は28日、現場検証を行って詳しい状況を調べました。現場は40年ほど前から駐車場として使われていた場所で、地表から5、60センチほどの深さに埋められていた可燃性ガスのボンベが工事中に損傷し、ガスに引火した可能性があるということです。警視庁はボンベが埋められた経緯についても捜査を進めています。
備蓄米 購入申請受け付け一時休止 衆院農林水産委で論戦
随意契約での政府の備蓄米の売り渡しについて農林水産省は27日夜、小売業者からの申請が殺到したため、購入の申請の受け付けを一時休止しました。コメの価格高騰をめぐって28日、衆議院農林水産委員会では、小泉農林水産大臣に対する質疑が行われ、随意契約での政府の備蓄米の売り渡しや、コメの適正価格などについて論戦が交わされました。
“災害関連死の防止につなげるのがねらい” 法改正でどうなる
「災害関連死の防止につなげるのがねらい」。参議院本会議で28日、可決・成立した「改正災害救助法」、自宅にとどまったり、車中泊をしたりする高齢者や障害者などが必要な支援を速やかに受けられることが目的です。どのような対策につながるのでしょうか。
証券口座乗っ取り 被害確認17社に拡大 日本証券業協会
証券口座を乗っ取られて身に覚えのない株式などの売買が行われる被害が相次いでいる問題で、日本証券業協会の森田会長は顧客に被害が確認された証券会社が17社に上っていることを明らかにしました。被害の拡大が続いています。
大川原化工機えん罪事件 民事裁判 2審も都と国に賠償命じる
横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の社長ら3人が警視庁公安部に不正輸出の疑いで逮捕され、その後、無実が明らかになったえん罪事件をめぐる民事裁判の2審で、東京高等裁判所は1審に続いて警視庁公安部と検察の捜査の違法性を認め、都と国にあわせて1億6600万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。
ハーバード大で学生が抗議デモ 日本でも不安と困惑広がる
アメリカのハーバード大学では、トランプ政権による留学生の受け入れ認定の取り消し措置などに抗議してアメリカ人学生らがデモを行い、声をあげると悪影響があるのではないかと恐れる留学生に代わって措置の撤回を訴えました。ハーバード大学をめぐり、今なにが起きているのか。日本でも、不安と困惑が広がっています。
パラオ ペリリュー島 遺骨収集で35人分の遺骨確認 厚労省
太平洋戦争の激戦地となったパラオのペリリュー島の集団埋葬地で5月に行われた遺骨収集で、35人分の遺骨が確認されたと厚生労働省が発表しました。日本人の可能性が高いと判断された遺骨については、今後、検体を日本に持ち帰りDNA鑑定を行うことにしています。